住宅改修事例|浴室扉工事|内開き戸~折戸へ変更

今日で10月も終わりですね。日中と朝晩の気温差があるので、みなさま体調にお気を付け下さいね。毎年、寒くなってくるとお風呂関係でのご相談が増えてきます。今回の工事事例は、ご相談内容の一例です。介護保険を利用した「浴室の扉交換」をご紹介したいと思います。

施工前:内開き戸

浴室の扉が内開き戸だと、入浴が終わり浴室から脱衣所へ出る時に、ドアを内に引くことになり、その際に姿勢を崩すことがあります。さらに浴室の床がタイルだと滑りやすく、転倒リスクも大きくなります。そこで浴室扉を折戸に変更すると、内に引く動作が無くなり、姿勢を崩すことが避けられます。しかも扉の奥行も短くなるので、浴室スペースも広くなり、お風呂用いす(シャワーチェアー)にドアがぶつかる事も無くなります。

施工後:2枚折戸に変更しました。

施工後:2枚折戸に変更。浴室スペースが広くなりました。

また、ご自宅で入浴介助を受ける場合は、介助者も一緒に浴室に入るので、さらに狭くなりますよね。扉を開けた状態でもいいですが、冬場はとても寒いので、開けた状態だと辛いですよね。介助を受ける方も、介助をする方も大きな負担が生じます。そこで2枚折戸に交換をしたら、扉も閉めれますし、浴室が広くなり、安心・快適にお風呂に入って頂けるようになります。

もうひとつ大きなメリットが安全機能です。内開き戸の場合、浴室内で転倒された際に、扉に寄りかかった状態になることがあります。外側から救助しようとしても、扉が身体にあたり開閉できず救助が困難になるケースが実際にあります。2枚折戸には、緊急時に外側から扉を着脱できる安全機能がついており、扉に寄りかかった状態であっても、扉を外す事ができます。万が一の際も安心ですね。安心・安全・快適にお風呂に入って頂けるために、少しでも不安や不便さを感じましたら、ケアショップレインボーまでご相談くさいませ。最後まで読んで頂きありがとうございました。